🍀冬季うつ(季節性うつ病)とは?
冬になると、
「なんとなく元気が出ない」「朝起きられない」「甘いものばかり欲しくなる」
そんな不調が続く方が増えます。
もしかするとそれは、冬季うつ(季節性うつ病)かもしれません。
❄️冬季うつとは?
冬季うつは、主に秋〜冬に気分が落ち込み、春になると自然に改善するタイプのうつ症状です。
日照時間が短くなることが大きな原因とされ、珍しい病気ではありません。
🌡️よくみられる症状
- 気分の落ち込み
- 朝起きるのがつらい
- 強い眠気が続く
- 食欲の増加(特に甘いもの)
- やる気が出にくい
「単なる冬のだるさ」と思いがちですが、生活に支障が出るほど続く場合は要注意です。
⛄️なぜ冬に起こりやすいの?
● 日照時間の減少
太陽の光を浴びる時間が減ると、セロトニン(気分を整える物質)が低下しやすくなります。
● 体内時計が乱れやすい
光の刺激が少ないと、睡眠リズムがずれ、朝がつらく感じることも。
● 冬の生活環境
運動不足、外出の減少、食生活の乱れが重なると、気分はさらに下がりやすくなります。
🤝今日からできる 心のセルフケア
朝はなるべく“光を浴びる”
- カーテンを開ける
- 朝の5分散歩
太陽の光は、気持ちを整える薬のような役割をします。
軽い運動を取り入れる
ストレッチや散歩など“軽い運動”でも十分。
血流がよくなると、気分も上向きやすくなります。
生活リズムを整える
- 寝る時間・起きる時間を一定に
- 朝に温かい飲み物で体を起こす
小さな生活習慣の積み重ねが大切です。
栄養バランスに気を配る
特に、心の健康に関わる
- ビタミンD(鮭、卵、きのこ)
- たんぱく質 を意識すると◎。
予定を詰め込みすぎない
冬は“無理しない”ことも大切です。
🚑こんな時は早めにご相談ください
- 気持ちの落ち込みが長く続く
- 朝起きられないほどしんどい
- 仕事や家事に支障が出ている
- 不安感や焦りが強い
無理をし続けると悪化する可能性があります。
気になる方は早めのご相談がおすすめです。
冬は日照時間の減少や生活リズムの乱れによって、気分が落ち込みやすい季節です。
光を浴びる、体を温める、軽運動、栄養など“小さなケア”が予防につながります。
つらい状態が続く場合は我慢せず、医療機関へ相談をしてください🌟
寒い季節こそ、心と体をやさしく整えながら過ごしていきましょう。
